コーヒー

ハンドドリップコーヒーの記録をつけて上達しよう!記録するメリットと記録すべき抽出条件項目についてご紹介

「同じ豆でコーヒーを使ってるはずなのに、淹れるたびになんか味が違うな。。。」
「この前淹れたときめちゃくちゃ美味しくコーヒー淹れられたのに、あのときのような味にならないなぁ」

自分でハンドドリップコーヒーを淹れ始めたときは、豆から挽いて淹れたコーヒーの美味しさに感動しますが、慣れてくると自分のドリップコーヒーの味が安定しないことに気づいていく方多いのではないでしょうか?

せせり

こんにちは、去年の8月にコーヒーミルを購入してから自分で淹れるハンドドリップコーヒーにハマっているせせりです。

僕は普段からコーヒーをよく淹れるのですが、淹れるたびに味がちょっと違うと感じていました。

「この前淹れたときめっちゃうまく淹れられたのに、今日のは前ほどではないなぁ。。。」

とよく思っていました。

ですが、最近はちょっとずつ味が安定してきたように感じます。(決してまだまだ上手に淹れられるわけではないですが笑)

というのも、コーヒーを淹れるたびに記録をとるようになったからです。

この記事では、コーヒーの記録をとるメリットと実際に僕がコーヒーを淹れたときに記録している内容についてご紹介したいと思います。

▼iPad用ノートアプリ「GoodNotes5」を使ったコーヒーの記録方法の記事も書いてます。
記録用紙PDFも載せていますので参考にしていただければうれしいです!

iPad用ノートアプリ「GoodNotes5」でドリップコーヒーを記録する方法【記録用紙PDF付き】 こんにちは、せせりです。 おいしいコーヒーを安定して淹れられるようになるには、コーヒーの記録をつけるのが効果的!という記事を以前...

なぜコーヒーの記録をつけることが好みの味につながるのか

コーヒーの味を決める要因はたくさんあり、それらが複雑に絡み合うことで同じコーヒー豆でも味が変わってきます
豆の産地、焙煎度合い、挽き具合、豆の量、抽出時間、抽出量、お湯の温度、などなど味を決める要因はさまざまです。

さらには焙煎からどれだけ経ったかやどんな淹れ方をしたかでも変わってきます。

そのためいつも同じ味のコーヒーを淹れるというのは実はかなり難しいものです。

それでも、まったく同じ味にはできなくても近い味を再現する方法はあります。
それは抽出条件をできるかぎり同じにするということです。
そのためにもコーヒーを淹れたらそのときの抽出条件を記録し、次淹れるときはその記録を参考にするといいのです。

コーヒーの記録をつけるメリット

コーヒーを淹れたら記録することで得られるメリットは3つあると考えています。

  1. 自分の好みの味を追求できる
  2. 「上手に淹れられた!」を偶然にせず再現することができる
  3. 抽出条件の違いで味がどう変化するかを感じられるようになる

自分の好みの味を追求できる

「コーヒーは苦い飲み物」

そう世間では思われているかもしれませんが、コーヒーはただ苦いだけではありません。
苦い以外にも、フルーティな酸味コク深い甘みなどさまざまな味を楽しむことができます。

しかしどの産地の豆かや焙煎度合い、引き加減など様々な要素で酸味・苦味・甘みの成分バランスや濃度感が変わってきます。

コーヒーの記録をつけることで、

「前飲んだときは酸味が強かったけど、今日のは苦味主体でこっちのほうが好きだな」
「前飲んだ豆は深煎りだったけど、今日飲んだ中煎りくらいのほうが好みかも」

などなど、自分は一体どんな味のコーヒーが好きなのかを探ることができます。

「上手に淹れられた!」を偶然にせず再現することができる

あとのほうでもお話しますが、コーヒーの味を決める抽出条件はほんとにさまざまです。

なのである日淹れたコーヒーがめちゃくちゃ自分好みに淹れられたとしても、そのときの抽出条件(豆の産地、焙煎度合い、挽き具合、抽出時間、湯温など)がわからなければ再現するのは難しいでしょう。

なので毎回コーヒーを淹れるたびに記録するまではしなくても、おいしいと思えるコーヒーを淹れられたらそのときの抽出条件は記録しておいたほうが良いでしょう。

後日、記録したデータをもとにコーヒーを淹れると「おいしい!」と思えたコーヒーを再現しやすくなります。

抽出条件の違いで味がどう変化するかを感じられるようになる

抽出条件とコーヒーを飲んだときの自分の感想をセットで記録しておくことで、次にちょっと違った抽出したときにその変化を感じやすくなります。

例えば、ある日このような条件でコーヒーを淹れたとします。

  • コロンビア産
  • 浅煎り
  • 中挽き
  • 湯温90℃
  • 抽出時間:2分30秒
  • 抽出量:150ml
  • ドリッパー:ハリオV60

「酸味が苦味のバランスがいいね!でもちょっと濃かったかな・・・」

別の日、前回の記録ではちょっと濃く感じたようなので次は挽き具合をもうちょっと粗くしてみようと思い、中粗挽きで淹れます。

  • コロンビア産
  • 浅煎り
  • 中粗挽き
  • 湯温90℃
  • 抽出時間:2分30秒
  • 抽出量:150ml
  • ドリッパー:ハリオV60

「うん!こっちのほうが好みの味だ!引き加減で結構変わるもんなんだな〜」

このような感じで、コーヒーの抽出条件とそのときの味の感想を記録しておくと、次淹れるときにどう調整するかの参考になり、また味の変化も感じやすくなります。

コーヒーを淹れたら記録しておきたい項目

先ほど、記録することには3つのメリットがあることをお伝えしました。

メリット
  1. 自分の好みの味を追求できる
  2. 「上手に淹れられた!」を偶然にせず再現することができる
  3. 抽出条件の違いで味がどう変化するかを感じられるようになる

しかしたくさんあるコーヒーの味を決める要素全てを記録するのは骨が折れますし、記録するのがめんどくさくなってしまって続かなくなるでしょう。

なので味に大きく関わる項目を数個ピックアップして、それについて記録するようにすると続けやすく、味の再現もしやすくなってきます。

コーヒーを淹れたら記録しておくと次淹れるときに参考になる情報はこちらです。

  • コーヒー豆
  • 焙煎度合い
  • 焙煎後日数
  • 挽き具合
  • 豆の量
  • 湯温
  • 抽出時間
  • 抽出量

コーヒー豆

コーヒー豆の産地でも味の傾向は大幅に変わります。

例えば、産地によって下記のような特徴があります。

  • エチオピア産:フルーティな酸味
  • ブラジル産:酸味・苦味のほどよいバランス
  • インドネシア産:重厚な苦味

産地で味が違うって、コーヒーって面白いですよね〜
このように産地で味の傾向が変わってくるので、コーヒーを淹れたらどこ産の豆かを記録しておくと自分の好みの産地などがわかってくるかと思います。

焙煎度合い

コーヒー豆は焙煎することで、その豆がもつ苦味や酸味、甘み、香りを引き出します。
また焙煎度合いによっても引き出される味が変わってきます。

大雑把に言いますと、焙煎度合いが浅いと酸味が、深いと苦味が際立ってきます。

焙煎度合いが
 浅い ➔ 酸味
 深い ➔ 苦味

このように焙煎度合いによって味の傾向が変わってきますので、自分が淹れたコーヒーの焙煎度合いを記録しておくと良いでしょう。

ただ、焙煎度合いはお店によって結構まちまちのようです。
ある店では浅煎りといっている焙煎度合いが、別の店では中煎りで販売されている、といったことがよくあるようです。

ただ最初のうちはそこまで細かく焙煎度合いを把握する必要はないと思いますので、浅煎り・中煎り・深入りの3段階で記録するとかでも全然良いと思います。

焙煎後日数

購入した豆はその日から劣化していきます。
厳密には焙煎したてから数日後が一番飲み頃ですが。

コーヒーが酸化して劣化していくとどうなるかと言いますと、嫌なスッパイ酸味が目立つようになってきます。

  • コーヒー豆は焙煎から数日後が一番飲み頃
  • 劣化してきたコーヒー豆を使うと、嫌な酸味が目立つようになる

そのため焙煎からどれくらい経ったかも記録しておくのも良いでしょう。

挽き具合

コーヒー豆はそのままの状態でコーヒーを淹れられるわけではありません。
コーヒーミルという機械をつかって粉状にしたものを使ってコーヒーを抽出します。

このとき、粉の粗さ(粒度)がどれくらいかによってコーヒーの味も変わってきます。
粉が粗ければスッキリとした軽やかな味わいになり、細ければ重厚な味わいになりやすいです。

コーヒー粉の挽き具合が
 粗い  ➔ スッキリ
 細かい ➔ 重厚

このように挽き具合によっても味わいが変わるので、コーヒーを淹れたらそのときの挽き具合も記録しておくとよいでしょう。

ただ挽き具合も考える細かくありすぎるので、細挽き・中挽き・粗挽きの3つくらいで記録するでもいいかと思います。
またいつも使うコーヒーミルがあるなら、粗さ調整で何段階目にしたかで記録するのも良いでしょう。

豆の量

使用したコーヒー豆の量によっても味わいは変わってきます。
例えば、1杯のコーヒー150mlを淹れる場合、コーヒー豆を15g使うのと20g使うのとでは抽出するコーヒーの濃度が変わります。

使用するコーヒー豆の量でコーヒーの濃度感が変化する

なので使用したコーヒー豆の量を記録しておくと、好みの濃度感を再現しやすくなるかと思います。

湯温

実はお湯の温度でも味は変わってきます。
お湯の温度によってコーヒー粉からコーヒーの成分を引き出せる量が変わり、濃度感や苦味・酸味の感じが変わってきます。

お湯の温度が
 高い ➔ 濃度感が高く、苦味が際立つ
 低い ➔ 濃度感が低く、酸味が際立つ

抽出時間

コーヒーにお湯を注ぎ、抽出するまでの時間によっても味は変わってきます。
抽出した最初のほうではコーヒーの酸味成分、しばらくすると甘み成分、そして後の方では苦味成分が抽出されていきます。
抽出時間が短すぎると酸味成分ばっかり抽出してしまい(未抽出)、逆に長すぎると苦味成分や雑味・エグミが強くでてしまいます(過抽出)。

コーヒーのもつ酸味・甘み・苦味がちょうどよく抽出でき、雑味・エグミを取り出さない時間が最適な抽出時間です。

抽出時間で引き出されるコーヒーの成分が変化する。
酸味・甘み・苦味がしっかり抽出され、雑味・エグミが出てこない抽出時間を探る。

抽出時間を記録することで、どれくらいの抽出時間であれば自分の好みの味が引き出せるかを把握することができるようになります。

抽出量

抽出量もまたコーヒーの味を決める要因の一つです。

ただ抽出量だけではなにもわかりません。
抽出量が同じ120mlでも、使用したコーヒー豆の量が15gか20gかで濃度は変わります。
また抽出時間が短いか長いかでも変わってきます。

なので抽出量単独で味を評価するのではなく、豆の量や挽き具合、抽出時間と合わせて評価すると良いでしょう。

抽出量は単独ではなく、豆の量や挽き具合、抽出時間などほかの条件と合わせて考える

僕の場合は、基本的には一杯150~200mlで淹れています。
2人分淹れるときでは300~400mlで淹れています。
この量を淹れるのにどれくらい抽出時間がかかったかを記録しておくと、ドリッパーにお湯を注ぐ速度が速かったのか遅かったのか、挽いた豆の粒度が粗かったか細かったかを後で考えられるようになります。

まとめ

この記事ではコーヒーを淹れたら記録してくことによるメリットと記録したほうが良い抽出条件の項目について紹介しました。

今回紹介した条件以外にも、注ぐ速度やお湯の注ぎ方などコーヒーの味に関わる抽出条件はいろいろあります。
ただコーヒー始めたうちは気にしなくてもいい条件(というよりかは僕自身も全然違いを感じられるレベルになってないので笑)だと思いますので、今回は省きました。

コーヒーはほんとに奥深い飲み物で、僕もまだ始めたばかりで勉強中です。
これからもコーヒーについて学んだことや実際にやってみて感じたことなどを記事として書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。


▼自分にとっての「世界一おいしいコーヒー」を淹れるためにはどうすればいいか、そもそも自分にとっておいしいコーヒーをどうやって見つけたらいいかが詳しく紹介されている本でとてもおすすめです!


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コーヒーとバイクが好きな会社員
せせり
コーヒーとバイク、爬虫類が好きな27歳男性サラリーマン
【バイク】
バイク歴は7年で250ccバイクが大好き。
現在の愛車はDトラッカーX
【コーヒー】 コーヒーを豆から挽いて自分で淹れるのが趣味です。
気分によってドリップ、フレンチプレス、マキネッタを使いわけてコーヒー淹れてます。
(最近はドリップばっかり)
【爬虫類】 爬虫類が好きでヤモリ5匹とリクガメ1匹を飼育してます。

上記以外にもガジェットやアプリも好きです。
このブログではそんなせせりが好きなことについての情報発信をしています。
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